診療案内
当院は、総合診療を行っています。内科・胃腸科・呼吸器科だけでなく、外科・整形外科・リハビリ科・耳鼻科・皮膚科・泌尿器科・心療内科・精神科などのプライマリケアの診療も行っています。また、ご希望や症状によって漢方内科による治療も行っています。漢方治療としては、風邪・腹痛・女性特有の血の道症(生理不順、生理痛、更年期)などがあります。
気になる症状があれば、早めに受診ください。
総合病院との連携
当院は、皆さまの「かかりつけ医」として、どの様な症状も診察させて頂きますが、必要に応じて適切な病医院の専門医へのご紹介をさせ ていただきます。その時は、患者さまにとって最適なところはどこかを、医療面、生活面など様々なことを考慮させていただきます。
地域医療機能推進機構(JCHO)九州病院/製鉄記念八幡病院/産業医科大学病院/北九州市立八幡病院/福岡県済生会八幡総合病院/萩原中央病院/八幡厚生病院/正和中央病院/小倉記念病院/九州大学病院ほか、市中病院、地域病院など
診療科目
当院には、以下のような疾患をお持ちの患者さまが来院されています。
風邪、花粉症、中耳炎、高血圧、高脂血症、糖尿病、メタボリック症候群、肥満、胃炎、胃潰瘍、ヘリコバクターピロリ菌感染症、脂肪肝、感染性腸炎、過敏性腸症候群、逆流性食道炎、内痔核、便秘症、下痢、慢性胃炎、慢性肝炎、肝硬変、胆石症、潰瘍性大腸炎、狭心症、気管支ぜんそく、慢性閉塞肺疾患、肺炎、慢性気管支炎、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、貧血、ニコチン依存症、もの忘れ、アルツハイマー型認知症、うつ状態、神経症、不眠症、不安症、パニック症、片頭痛、自律神経失調、めまい、アレルギー性鼻炎、結膜炎、前立腺肥大、膀胱炎、頻尿、尿路結石、慢性腎臓病、腰痛症、頚肩腕症候群、変形性膝関節症、骨粗しょう症、陥入爪、痛風、関節リウマチ、褥瘡、蕁麻疹、湿疹、皮膚掻痒症、インフルエンザ、小児科疾患、予防接種 など
循環器内科
当院では、専門医による循環器外来を実施しております。高血圧、糖尿病、コレステロール異常、肥満、タバコ病などの病気をお持ちの方は定期的に心臓エコー等をお勧めします。
検査
消化器系検査(胃・食道・十二指腸・大腸):上部消化管電子内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管電子内視鏡検査(大腸カメラ)、動脈硬化検査、肺機能検査、睡眠時無呼吸症候群の検査、眼底検査、血管伸展性検査(血管年齢・動脈硬化)、ハイ・チェッカー(肺年齢)、血液検査(糖尿病の検査も可能)、心電図(安静時・24時間ホルター心電図)、消化器レントゲン(胃透視・大腸造影)、CRレントゲン(胸部・骨・関節)、骨密度検査(骨粗しょう症・骨折リスク)・骨年齢検査、腹部超音波検査(エコー)、尿検査・血液検査、肝炎ウィルス検査
上部消化管電子内視鏡検査(胃カメラ)
当院には、胃カメラ検査は、経口と経鼻のどちらかを選んでいただけます。現在、
経鼻用のスコープは最小径のものを導入しており、心疾患を持たれた方や呼吸機能障害、咽喉部疾患のある方にも安心して受けていただけます。
また、
従来の経口内視鏡でも、基本的に眠っている間に検査を行うため、苦痛を全く感じることなく受けていただくことができます。検査時間は、概ね5分から10分です。
現在、
当院での年間内視鏡検査数は、1,000件を超えており、多くの患者様から「楽だった」とのお声をいただき年々リピーターが増えています。
下部消化管電子内視鏡検査(大腸カメラ)
この検査は、肛門から内視鏡を挿入して大腸の内側を直接観察し、大腸の炎症やポリープを診断する検査です。肛門からさかのぼって盲腸までの大腸と小腸の一部を観察することができます。
レントゲン検査と違い、直接目で見られるためにより正確な診断ができます。当日の朝より下剤を飲んでいただき十分に排便をされた後、検査になります。大腸を完全に空の状態にして検査を行います。
検査時間は、概ね10分から20分です。
動脈硬化検査
「血管年齢」とは血管の老化、すなわち動脈硬化の程度をわかりやすく示したものです。いま話題のメタボリック症候群、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)や運動不足、ストレスなどによっても動脈硬化が進行し、「血管年齢」に影響します。
当院では血圧脈波装置によって、約10分間両手両足の血圧を同時に測定するほどの感覚の検査で、血管の硬さ、詰まり具合を診断します。
測定結果はすぐにプリントアウトされ、結果をもとに今後の治療や、今後の生活のアドバイスをさせていただきます。
ご希望の方は診察時間に随時受け付けております。
肺機能検査
肺の生活習慣病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が日本でも増加しつつあります。タバコを長年吸っていると、肺(肺胞)に不可逆的な変化が起こり、肺への空気の出入りが悪くなり、ついには、咳や息切れ、痰が日常的にみられるようになります。
COPDの診断は問診、診察と簡単な検査で診断できます。
見た目では判らない肺の健康状態「肺年齢」が、スパイロ検査(呼吸機能検査)で判明します。 検査はスパイロメータと呼ばれる機器を使って、患者さんの口元から出入りする空気の量や速さを測定し、肺の働き(機能)を調べる検査です。
誰でもすぐに行うことができ、痛みもありません。
検査に要する時間は約15分ほどです。
特殊外来治療
睡眠時無呼吸症候群、
在宅酸素療法、
禁煙外来、
男性の抜け毛治療、勃起不全治療など特殊外来があります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に何回も呼吸が止まりぐっすり眠ることができない病気です。 潜在患者は人口の1~2%といわれ、大きなイビキや頭痛、日中の眠気などを起こします。放置しておくと高血圧や心臓疾患、脳血管障害などの原因ともなります。
SASの診断には終夜ポリグラフィという検査が必要です。当院では写真の携帯用睡眠時無呼吸検査装置を用いて検査を行っています。この機器によって、ご自宅で気軽に検査を受けることができます。当院では検査の結果により、複数の治療法の中から最適な治療法を提案しています。
在宅酸素療法
肺気腫や肺結核後遺症、間質性肺炎などの肺を中心とする呼吸器系の臓器の病気により呼吸がうまくいかなくなると、酸素不足に陥ります。そんな時に一番効果があるのが、酸素の吸入です。
効果を得るために、酸素は苦しい時だけでなく、酸素濃縮器や液体酸素などを使用してご自宅で長時間吸入していただいたりします。
これが、在宅酸素療法です。
禁煙外来
喫煙は習慣ではなく、「ニコチン依存症」という病気です。
2006年春より、禁煙指導やニコチン代替療法を用いた禁煙治療に、指定医療機関においては健康保険が使えるようになりました。
禁煙外来を行うには、問診と診察でニコチン依存症と診断され、特定の条件をクリアした上で、12週間(計5回)にわたり禁煙の治療を受けていただくことが必要となります。
当院では、治療をされた方の80%の方が禁煙に成功しています。
男性の抜け毛治療
現在、頭皮に塗布するタイプの育毛剤や脱毛治療薬は種々のものが薬局などで販売されていますが、飲むタイプの治療薬は医師による処方が必要です。
この薬剤は1日1回、1回につき1錠服用するもので健康保険の対象外ですので全額自費となります。
一回の診療につき28錠、4週間分のお薬をお出しいたします。
AED
院内には、AEDが設置されています。
AEDとは、急に心臓が停止して、倒れた人に電気ショックを与えて心臓を動かす装置のことです。
心臓突然死の原因の多くは「心室細動」という病気です。 心室細動は心臓の心室が小刻みに痙攣し、ポンプとしての心臓の役割を果たせなくなった状態です。
AEDは、この状態の患者さんの胸にパッドを貼ると自動的に心電図を解析して、電気ショックが必要な場合のみ、音声でボタンを押してくださいと指示が出て、電気ショックを与える機器のことです。
現在、空港や主要な駅、スポーツ施設、ホテルなどに設置が始まっています。医師や救命救急士以外の一般の方も講習を受ければ、使用が許可されています。写真は当院に設置されているAEDです。
健診・検診について
当院は、北九州市の特定健診実施医療機関です。
詳しくは、
北九州市のホームページをご覧ください。
各種健診
特定健診・後期高齢者健診・生活習慣病・職場健診 ほか
各種予防接種
定期接種:インフルエンザ・日本脳炎・三種混合・麻疹(はしか)・風疹(三日はしか)など
任意接種:子宮頸がん・おたふくかぜ・水ぼうそう・肺炎球菌・A型肝炎・B型肝炎・Hib